1.

「けえれ!」

千葉弁で『帰れ』と怒号を鳴らした工事現場の監督は、被っていたヘルメットを
猿橋和彦に向けて、舗装されつつある道路の横の正規の道路に勢いよく叩きつけ
た。和彦は、ただ、ボーッとしていて、周りの状況を全然、把握していない。
そうやって、ボーッとしてると、監督は、和彦の胸ぐらを掴み、警備服と一緒に
装備していた和彦のヘルメットを平手で叩いた。

「朝から何やってんだよ!てめえ!」

時刻は、朝の10時だった。何やら、その声も和彦の頭の中には、インプットさ
れていない。何故なら、和彦の最大の性癖が原因となっているからだ。和彦の男
根は、小さく、そして、和彦の上半身は、脂肪のかたまりだった。いつの頃から
か、その情けない肥満体型と小学生にも負けるような男根の小ささで、彼は、女
装癖を始めていた。千葉県のニュータウンのマンションが、彼の実家なのだが、
彼は、同居している母親と妹の下着を階間見ては盗み、自分の男根をパンティー
の中にそれが、前に露出しないようお尻の裏側に引っ込め、女性の下半身のよう
に自分を作りながら、少し出ている胸を寄せて、ブラジャーを装着し、鏡に自分
の女装姿を映し出しては、喜んでいた。
何だか、下着姿になった自分の姿を見てると、無理矢理、丸く見える上乳にうっ
とりして、不気味な程、男声で、

「グラビアアイドルになった気分だわ」

と喜色満面でいて、妙に色気があるような目つきで鏡を見ていた。
今の世の中には、日本で女性の下着を理由もなく、付けている『ブラ男』という
男共もいるそうだが、彼の場合は、それも異常で、パンティーに自宅から拝借し
た生理ナプキンをパンティーに装着して、履いているうえに、胸にずっと以前か
ら塗り続けてきた乳液や化粧品のせいで、男にしては、ちょっと柔らかすぎるじ
ゃないかという乳房を揉み続けて、精液を出している点では、やはり、一人セッ
クスと同じ理由で、『ブラ男』以下だ。
そのため、その普段からの性癖が災いとなり、男らしく、シャキッと出来ない。
小さな男根が男らしさを邪魔する。

「すいません。愚図な性格なもんで」

「お前、何歳だよ!」

「28歳です」

「28歳にもなって、人の言う事が理解できない、周りの状況が判断出来ない!
どうしようもないね」

「けえれ!」

工事現場の監督は、そう言う。だが、和彦は、どうしても、仕事をまっとうして、
お金が欲しかったので、

「帰る訳にもいきません」

「訳って、何だよ!」

実は、こんなに監督が激怒したのも、理由が色々ある。まずは、和彦の事だが、
一度目に、舗装されつつある道路に車を通し、正規の道路には、工事用のトラッ
クが入るので、

「これから片交、やらなくていいから、こっちの道は、絶対通すなよ」

と監督が言ったにも、関わらず、意味の通じていない和彦は、正規の道路に車を
二台通してしまった。その瞬間、監督は、自分のヘルメットを地面に叩きつけ、

「けえれ!」

と怒号したのが、一回目。

「何のために、お前いるんだよ!」

「警備のためです」

「おめえは、コンビニのレジでも打ってろよ!」

何としてでも、お金は、欲しかった。肉体は、変出者のような気分だったが・・
・。
二回目は、正規の道路にトラックが入ってきて、和彦は、誘導しようとしたのだ
が、舗装道路の端っこに立ったのは、仕事の邪魔であり、しかも、そんな場所に
立っていては、車の誘導も出来ないのであろうので、監督が激怒して、和彦が殴
られたのが、その時の事である。
監督は、何とか、この仕事に邪魔な男を帰らせようとして、信用警備保障株式会
社成田支店の責任者を呼びつけた。仕事場は、成田のゆめ牧場の先にある三叉路
付近で行われていたので、成田支店からも、呼びつけていてから、40分で来れ
た。この監督は、厳しかったので、一度目に和彦が叱られた時に、既に呼びつけ
ていたらしい。一番、可哀想なのは、責任者だった。
責任者が現場にたどり着くやいなや、

「どう責任取ってもらうんだよ!おい!」

そこにのこのこと事態をやっと把握した和彦がやって来て、元々、現場に来るま
で一緒に片交の警備をしていた山崎の車に積んでいた荷物を持ってきて、帰るよ
う責任者に言われた。何から、何までとんちんかんな和彦は、トランクに入って
いた荷物を取り出せない。車に興味がない訳でもなく、免許も持っているのだが、
トランクの開け方が解らない。そのまま、トランクの突起を持ち上げれば、荷物
が取り出せると思うのだが、取り出し方が解らない。仕方ないので、怒られてい
る責任者と監督の場所まで移動した。そこには、成田支社の車と監督の車が駐車
してあった。
監督の責め合いは、非情の限り続く。

「一体、どういう事なんだよ!こんな仕事もろくに出来ない。28にもなって、
人のいう事が通じない。こんなんじゃ、命落とすよ!こいつが!」

「すいません・・・」

汗だくになって、泣きそうな声になっている責任者は、とても辛そうだった。
横から、和彦が口を挟む。

「すいません。本当に申し訳ございません。愚図な性格なもんで・・・」

小声で和彦は、そう言った。

「お前、何日目だ?」

「一日目です」

「だろうな。安全靴も全然汚れてねえし」

「お前の会社は、一体、どういう教育してんだよ!こいつは、正直者だから、嘘
ついてねえのに、おめえは、きちんとした人よこしたって、嘘ついてんじゃねえ
かよ!人、騙して、何のつもりだよ!しょうがねえよなぁ、こんな嘘つきがいた
んじゃ、指導もしっかり行き届かねえわな」

「明日から、別の人材、用意しときますんで、何とぞ、音便に」

「何が音便だよ。こっちは、一日目から工事にならねえんで、この責任どう取っ
てもらうんだ?」

監督は、自暴自棄になって、自分の車を蹴って、責任者を脅した。
和彦は、
「お金が欲しいなんて、これっぽっちも思ってませんから」

と監督と責任者を仲介しようとしたが、責任者が、左手で止めて、

「君は、いいから」

と引っ込ました。

「じゃあ、明日からは、山崎一人だけでいいですね。他の人呼ばなくとも?」

「当たりめえだよ!馬鹿野郎!」

実は、監督がこう決断しなければ、別の派遣場所に和彦は入ってもらうつもりだ
ったが、それもなしとなった。

「あのー、トランクの開け方がどうしても解らないんですが?どこのスイッチで
しょう?」

責任者が、

「今、行きますから、ちょっと待ってて」

と言い、成田支社に携帯電話でつないだ。
社長が出て来て、

「明日からは、山崎一人になる可能性が高いかと・・・監督がもう人いらないと
・・・」

その時、監督は、腹の虫が治まらず、地面に投げ捨ててあったヘルメットをポー
ンと蹴り上げた。そして、自分の車をUターンして、何処かへと移動してしまっ
た。考えてみれば、この工事は、『北倉建設』といって、監督が千葉弁を使う体
格のがっちりしていた目つきの細く、茶髪の髪をしていたが、こんな暴力的な監
督とは、思いも由らなかった。しかし、山崎と一緒に現場に来た時も、山崎が車
の中で、

「よかったなぁ。神経質そうでない監督で」

これが大きな間違いだったか、どうかは解らないが、来るやいなや、

「おめえら、開始時間迫ってんだから、走ってくるなりしろや」

と言っていたし、

山崎と無線で片交のやり取りをしていた時も、警備をしながら、片手で持ってい
た無線機を借りて、

「ちゃんと、車誘導しないと、その辺の河原にぶち込むぞ」

とジョークでもなく、真剣な表情で無線機を使っていた。
それだけ、責任感は人一倍強い監督だったのかもしれない。和彦が殴られたのは、
確かに理不尽な事だが、和彦にも責任がある。
責任者が、山崎の車を見ると、車のキーが刺さっていた。

「あ、そっか」

何を悠長な返事をしているんだろう。

「これから、どこへ向かえば?」

「いいから、車乗って」

和彦は、警備道具の整理をしながら、荷物をまとめていた。

「いいから、早く」

和彦は、成田支社の車に乗った。

「今日は、大変申し訳ございませんでした。初日でしたので、解らない事が多く
・・・」

責任者は、和彦の言う事など、聞いてるふりをしてるだけだ。責任者も監督にズ
タボロにプライドを傷つけられて、どうしようもないのだろう。
責任者は、車を運転しながら、携帯で、

「北倉建設って、いつもあんな感じなんでしょうかねえ?私も殴られるかと思い
ましたよ」

携帯が終わった後で、

「これから、僕は、どこの現場で?」

「今日は、帰っていいから。成田支社戻るだろ?着替えするだろうし」

「いえ、このままの姿で出勤したので」

このままというのは、防寒服を着ていれば、警備服を着ていても、自宅から出勤
出来るのだ。

「じゃあ、会社名は伏せておいてね」

和彦は、防寒服に記載してある『信用警備保障』のネームをポケットに入れ、閉
じた。

「あのー、この事は、成田支社にも内密にしてて、大丈夫ですよね?」

ととりとめのない質問をした。

「もうばれてるから。いいよ」

体は、普通の男に意識が戻っていたのだが、何故かうやむやが晴れない。

「もうこの辺でいいだろ?」

責任者は、和彦を京成成田付近で降ろした。

「ご苦労様でした。お疲れ様です」

「はい、お疲れ」の返事もある訳もない。内心では、この責任者もおかんむりな
のかもしれない。

時計は、昼間の12時20分を指している。和彦は、自分の事を聞いてもらおう
と、いつも可愛がってくれた和彦の祖母、『中田静江』に携帯で電話した。

「もしもし、お婆ちゃん?和彦だけど」

「どうしたの?」

「実は、今日、警備の仕事に行ってきたんだけど、工事現場の監督に殴られた」

「あらら。どうして?」

「俺が悪いんだけど、舗装している道路に車通さないで、正規の道路に車通した
ら、『何やってんだよ、てめえ!』って、胸ぐら掴まれて、殴られた」

「危ない。でも、それ、ドラマの話でしょ?」

「いや、実際の話」

「信夫おじさんも言ってたでしょ。土建屋さんは、やくざと変わらないって。何
で、そんな危ない仕事するの?あんた、そんな仕事をしてたら、また、病気にな
るよ」

「通ってる劇団の月謝、払いたかったんだよ。自分で。舞台立つの、夢だし」

「あんたのお母さん、こずかいくれないの?」

「いや、貰ってるけど、俺、もういい歳して、自分で稼ぎたいから」

「だって、あんた、まだ、ろくに働いてないじゃない。働いてないうちは、おこ
ずかい貰って、当然でしょう」

「やっぱ、俺、資格取るわ。英検とか。そして、中学生の塾の講師やるわ」

「そうしなさい。あんたのお母さん、ところで何て言ってんの?」

「今、外から掛けてるから。お母さんに言っといて。じゃあね」

「気をつけてね」

電車が発車したのは、12時34分頃だったか?色々な思いが錯誤する中で、

(あんなミスさえしなければ、給料もらえたのに・・・)

と思う中、列車は、成田から佐倉の田舎通りを何事もなく、景色だけが過ぎ去っ
ていく。
自宅に帰ってきたのは、2時だった。
ダイビングルームのドアを開けて、母の猿橋真希子(旧姓中田)に姿を見せると、
「クビになったの?」

と聞いてきた。
和彦は、一部始終を話した。すると、真希子は、

「私、監督の気持ち解る。監督だって、大事な職場壊されたくないもの」

「でも、殴るのは、ひどいと思うよ」

殴ると言っても、和彦は重傷の怪我を負った訳では、なく、ヘルメットの上から
平手打ちしただけの事なのに、彼は、おおげさに話した。

「もし、事故でも起きたら、監督もその他の職員にもみんなに迷惑かけるのよ」

「あ、そっか」

「あっ、そっかじゃないわよ。あんた、自分が行ったミスを理解してるの?」

「いや、ボーッとしてた訳じゃないんだけど、監督が千葉弁だから、何言ってる
か、理解出来なかった」

と和彦は、また事実と違う嘘をついた。だが、まさか、自分が女装癖を持ってい
て、その感覚がやってきたからなんて、とても言えやしない。しかし、何度も、
家族の女性用下着を洗濯入れに入れていたので、以前にその事は、追求されてい
る。だが、真希子の誘導尋問で、

「本当の女の子に手を出せないから、欲求不満で、代わりに盗んで、気晴らして
んでしょ?」

「そうだよ。よく解ったね」

過去に統合失調症を患って、精神科に車で向かう途中に聞かれた事だ。
どうしても、言えない『オカマ病』。いっその事、お金貯まったら、家出して、
ニューハーフになろうかと思った事もある。しかし、父の猿橋隆二は、裁判官な
ので、裁判官の息子がニューハーフになったら、真希子は、自殺してしまうかも
しれない。どちらにせよ、和彦は、両親に迷惑掛けっぱなしのクズ人間と真希子
に言われても、仕方ない。
和彦が、静江お婆さんに「お母さんに伝えておいて」と言ったので、その事で揉
めた。

「それから、和彦。あんた、お婆ちゃんに自分の落ち度話すの、よしなさい。男
らしくないでしょ?」

「いや、別にこういう世界もあるんだよとお婆ちゃんに言っておきたかっただけ
だ」

「お婆ちゃんももうボケてんだから、いちいち自分の事、弁護してたら、可哀想
でしょう。老人なんだから。第一、おこずかいあげてんのに、おこずかいきちん
とあげてんの?って、聞かれて、私、何でこんな事言われなくちゃならないのよ
って、ショックだったんだから」

「・・・・・・」

「もう、お婆ちゃんに電話しないでね。私、いつもあなたが私に迷惑かけるから、
もううんざりして、また、落ち込んでるわ」

「・・・・・・」

「いつだって、そうじゃない。仕事で怒られて、長続きしない。そして、男のく
せに泣き言言ってくる。女のお喋りじゃないんだから、もう大人しくしててね!」
そう言って、真希子は両手で顔を覆い、顔を下げていた。

「お腹すいた。このチャーハン食べていい?」

キッチンのフライパンに用意されたチャーハンを温めずに、そのまま、和彦は食
べた。
チャーハンを食べながら、

「俺、やっと、冷静になったよ。俺が、あのまま、もし、トラックが正規の道路
に来ていたら、車が正面衝突して、大事故に・・・」

「だから、言ったじゃない。ああゆう現場の人達は、命張ってるのよ。あんたみ
たいに気楽じゃない」

「俺、立派な父親にもなれないかもしれない。結婚しても、子供持たない方がい
いかも」

「そうね。猿橋家は、呪われてるのよ。あの入谷の爺さん、家のお父さん、そし
て、あんた。極めつけは、亡くなったあの婆さんのろくな遺伝があなたに入って
るんだわ。もし、あなたが、子供を持ったら、その子もきっと、あなたの二代目
として、苦労する事になるから、嫁さんと一緒に暮らすだけにしなさい」

猿橋家のお婆ちゃんは、一昨年に肺病で死んでいる。名を猿橋君枝(旧姓黒石)。
そして、お爺ちゃんの名を猿橋秀太。この物語を語ってるのは、この猿橋和彦で、
この物語の小説を書いてるのが、猿橋秀太だ。つまり、和彦が秀太に小説を依頼
しているのだ。秀太は、文章をまとめるのが、うまい。東京電機大学出身で、大
正8年生まれだ。猿橋家は、秀太によると、先祖は、歌舞伎役者だったらしいが、
真希子は、猿橋家は、先祖代々、親子三代ともろくな遺伝をしていないとなげい
ている。確かに、秀太も細かいところで、ケチだし、秀太の父の猿橋庄司も、酒
の飲み過ぎで早死にしている。猿橋家がうかばれるよう、毎日、先祖供養してき
た真希子だが、統合失調症のその後の発作が和彦に起こるのを見て、猿橋千代
(旧姓鍋島)が和彦の体を借りて、呪っていると思い、

「先祖供養なんて、もうしないわ。こりごり。きっと、この世に神も仏も存在し
ないんだわ」

と半ば、猿橋家を捨てている。『この世で、お金で買えないものなど、ない。』
昔は、「お金で買えないものも世の中にはあるのよ」と言った事のある真希子だ
が、『風と共に去りぬ』のレッド・バトラーとスカーレットが、

「人聞きのわるいことをおっしゃるのね」

「人聞きはわるいが、これは真実です。じゅうぶんな勇気かーあるいは金貨があ
れさえすれば、いつでも評判なんか気にしなくてもやって行けます」

「お金ですべてを買うことはできませんわ」

「だれから、そんなことを言われたんですか?そんな陳腐なことを、あなたが自
分で考えつくはずがない。金でなにが買えないんです?」

「知りませんわーとにかく幸福や愛は買えないでしょう」

「だいたいにおいて買えますね。買えない場合でも、すばらしい代用品が買えま
す」

「あなたは、そんなにたくさんのお金をもってらっしゃるんですか、バトラー船
長?」

「行儀の悪い質問ですな、ハミルトン夫人。おどろきましたよ。ぼくはもってま
す。若い時分に一文なしで追い出された人間だとしたら、相当の金持といってい
いでしょう。それに封鎖破りで百万ドルはもうける自信があります」

「まさか!」

「ほんとうですよ。たいていの人間は、文明の建設の場合とおなじように、文明
の破壊のときにもまたお金もうけができるということを知らないらしい」
(風と共に去りぬ 1 抜粋より)

つまり、真希子は、文明が崩壊しても、出来る仕事が必ず存在すると風と共に去
りぬを読んで、悟った。『世の中、生まれながらにして、どうしようもない状態
で生まれた障害者達が、普通の体を金で買う事は、出来ないが、それ以外だった
ら、お金で何でも買えないものはないと・・・」

猿橋家だって、いくら呪われた血筋があろうとも、お金さえあれば、幸福が手に
入る。でも、どこで、そんな大金を手に入れられよう。あなたは、知っていまし
たか?この世の中に神様はいないかもしれないけど、『お金様』なら、存在する
と。和彦は、よく夢を見る。SF作家の多くは、夢をよく見る人が多いと言われ
ていたのを聞いた事がある。和彦がある日、見た夢は、蛍のような生命体がまば
ゆき光を放っている『お金様』だった。
金様は、夢のお告げでこう言った。

「お金の欲しい猿橋家の未来の当主よ。毎日、ワシに祈るのじゃ。そのうち、現
実にお前の前に現れるだろう。どんな夢もお金で買ってしんぜよう」

「本当ですか!?」

その夢を見た朝、お金様に頼るべく、金様の存在を突き止めようとする和彦がい
た。
そして、秀太は、和彦が語ったお話を最愛の妻を亡くした事と迫り来るガンとの
戦いの中で、和彦を救ってあげようとこの大作小説を書き続けている。



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