其の二：クルミの殻の中の小さな存在
前回も申し上げましたように、かのシェークスピアは、２１世紀に通用するこん
な言葉を残してます。
「私は、クルミの殻の中の小さな存在にすぎないかもしれない。しかし、私は無
限に広がった宇宙の存在と思うことができるのだ」
この名言の中の『クルミの殻の中の小さな存在』を、僕は作詞化した。
クルミの殻の中の小さな存在
作 相葉和彦
宇宙はいつから始まったのだろう
当然ビックバンで出来た事など
知ってるけど
君の心の中の葛藤が
まるで宇宙のように無限大に広がっていく
クルミの殻の中の小さな存在
私自身はちっぽけな存在に
すぎないけれど
君に比べると本当に小さく見えてくるんだ
遠い銀河系の地球のように
広大な宇宙の一つの星にすぎない
私の心も考えている事も
ちっぽけなのかも
宇宙はどこでも素敵な空間さ
誰でもホーキンスを知ってる事は
ありえないけど
君だけは多分知ってる事で
宇宙の未来の可能性を予測出来るだろうね
クルミの殻の中の小さな存在
私自身やさしいだけの存在に
すぎないけれど
君に比べるともっとねやさしく見えてくるんだ
小説の主人公みたく
宇宙の星々の数を把握してると
私の好きな事がねかわいらしくて
しょうがないんだ
あの有名なシェークスピアの
名言に出て来る
クルミの殻の中の小さな存在
lalalalalalalala(ララララララ）
a small of existencence in the walnut,
I love it!
いかかでしたでしょうか？一見、ロマンチックな作詞に見えそうですが、これを
歌える歌手が見つかるでしょうか？ミスチル辺りに歌わせれば、ヒットするかも
しれませんが、ミスチルと作詞家が組む事など、可能性がほとんどないし、言葉
を並べた単なる作詞ならず、「作詩」にすぎません。歌にならなければ、どんな
に素晴らしい言葉を並べた作詞であっても、意味がありません。作詞の基本とし
ては、起承転結から始まって、その構成を考えなければいけません。
ここにもう一つ作詞を紹介します。
お前にHOLD ME TIGHT
作 相葉和彦
疲れた体をカウチに横たえ
俺はお前を思うのさ
キュンと胸がしめつけられる
せつなく甘いこの想い
BLUEな気持ちを和らげるには
お前の笑顔が必要さ
ドキッとする程 素敵な瞳
せつなく甘いこの想い
信じ続けたこの想いを
星空に願いに込めながら
遙か遠方の 銀河の果てに
たたずむ俺を見つめて・・・
HOLD ME TIGHT HOLD ME TIGHT
やさしく包んで欲しい
HOLD ME TIGHT HOLD ME TIGHT
もっと強く深く・・・BABY
渇いた体をサプリで癒し
俺はお前に夢中だぜ
ハートが強くしびれるような
熱き鼓動のこの想い
BULEな気持ち変えていくには
お前の笑顔が必要さ
ドキッとする程 濡れた唇
熱き鼓動のこの想い
信じ続けたこの想いを
星空に願いを込めながら
遙か遠方の銀河の果てに
たたずむ俺を見つめて・・・
お前にHOLD ME TIGHT (BABY!)
お前にHOLD ME TIGHT (BABY!)
この作詞は、僕が２０００年度にドラゴンゲートというエンターテイメント学院
に入会した時のテキストブックから発想のヒントを得て、作られた作詞だ。しか
し、僕は、皆に忠告しなければならない。
「これより優れたものが書けると思ったら、あなたは次に進んでください」
と全てのチャレンジャー達へ。しょせん、人間は、「クルミの殻の中の小さな存
在」だから。
２００４年１月１日元旦１０時６分相葉和彦の現在
（続く）
